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2021/11/12

歴史探偵「ハードボイルド!」応仁の乱という世紀末伝説

NHKの歴史探偵「ハードボイルド!」応仁の乱。ハードボイルドを超えて北斗の拳のような修羅の世界でした。実に分かりやすい!

足軽という民兵の登場が応仁の乱を長引かせ、京都を破壊し、戦国の世を作ったと言っても過言でじゃない。槍の登場によって戦闘は一変、それまで剣術に励まないと戦闘員になれなかったのに、槍を持ったら3分で戦えます。それは足軽増えますな。まるでテレビのエキストラみたいです。

足軽っていう着眼点から見ると、応仁の乱最中の京都はもはや北斗の拳。足軽は手当をもらってない代わりに、略奪を許されているという、こんなの民間軍事会社も真っ青な集団です。タダで雇える戦力なんですから、戦いも長引くし拡大しますわな。京都が荒らされる→職にあぶれる人が増える→足軽志望者が増えるという無限ループ。(実は気候が悪くてふさくだったからとという可能性もあります)

その足軽を集めてたのが足軽大将。最初は北斗の拳の悪党どもの首領みたいな存在だったのですね。歴史探偵で紹介していたのが、骨皮道賢。こういうやばい人(逆を言えば大活躍)、大好物です。

こういう北斗の拳みたいな応仁の乱、マンガとかにならんですかね。

 

2021/11/07

ねほりんぱほりんで香港のデモに参加していた香港人学生が登場

香港のデモに参加していた人っていうエッジのきいたテーマです。人形でやる意味が大いにあります。

デモの話もなかなか興味深く、中国人かそのシンパと思われる人たちがデモ隊を襲うという、共産中国恐るべしです。

ねほりんぱほりんはそこらのメディアと切り口がが違う。そこがいい。

デモ隊参加者のお父さんは中国出身だそうでシャワーを浴びるときに共産党の歌を歌っちゃう(日本だと、貴様と俺とは~って軍歌歌っちゃう戦前生まれのお父さん?)。だけど息子がデモに参加していると知ったら、一緒にデモに参加して、これからの時代は若者が決めるんだって言うのが、泣けてきましたよ。

デモができなくなって民主化も回復できないデモ参加者が選んだのが日本。理由はアイドル。欅坂46。推しは長濱ねると平手友梨奈。歌ってましたよ。暗くなりすぎてなくてほんとにいい。逆に希望を感じます。

 

2021/11/06

ブラタモリ「江戸の水〜江戸の水が東京を潤す?〜」

江戸が人口100万の大都市になったのは水運と水道を整備したからで、今回のブラタモリはそれを探る。最近のブラタモリは歴史と地形に回帰してよい感じです。なにが凄いって平地の地下に上水道を通し、ポンプのないのに水を行き届かせたシステムですよ。その肝が中継ポイントとしておかれた枡。枡と枡の間をつなぐパイプ(木樋)を枡に入ってくる側は低く、枡から出て行く側を高い位置にすることで、擬似的に高低差をつけ、枡に溜まった水が平地でも流れるようにしたわけです。

江戸の上水道整備には多摩川兄弟だけでなく、大久保主水、伊奈忠次・忠治親子も重要ですが、そこは「家康、江戸を建てる」を読むと面白いです。

 

 

2021/11/03

ディープな北海道弁を操る長野出身の父

父が寝ていてラジオがベッドからが落ちないように脇の手すりに結んでいるコードが腕に「巻かさる」と言ったので、ちょっと驚きました。

北海道弁で「~さる」は標準語にない独特な表現で、自分の意思とは関係なく何かになるという意味合いになります。

書かさる→書ける。例:このペン書かさる。

食べらさる→食べてしまう。例:美味しくて白飯が食べらさる。

でも「巻かさる」って普通は言わず、北海道民でも「絡まる」というので、父が「巻かさる」と言ったのは、長野出身なのに北海道弁文法を操れているなと、感心しました。

 

 

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