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2022/07/04

鎌倉殿の13人 第25話、26話 源頼朝は2度死ぬ。三谷幸喜三度目の傑作。

新撰組!、真田丸、そして鎌倉殿の13人。三谷幸喜が書いた大河ドラマは3作。3作をひとりで書いてるのも凄いですが、最新作の鎌倉殿の13人が一番面白いのもまた凄い。何が凄いって人の死に様(殺し方)の描き方です。これまでウォーキングデッドのキャラクターの殺し方が自分の中では最高でしたが、鎌倉殿の13人はその上を行ってます。

上総広常、木曽義仲(と息子)、源義経、源範頼の殺され方がどれもインパクトが強い。工藤祐経の残念な殺され方も哀れです。あと八重の死に方は刺さります。死に方というけれども、そこまでに至るエピソードを積み重ねてるからグッとくるわけです。

そして源頼朝がついに死にます。落馬して死んだというのは知っていましたが、事故死するのかと思いきやそうじゃない。忠臣や身内を誅殺したクソ野郎だったのに、最後は神から見放されて自分の死におびえるものの、最後は人生なるがままと悟って脳梗塞を思われる症状が出て馬から落ちて死にました。そこに居合わせたのは昔から付き従ってきた藤九郎(安達盛長)だけ。武家の頂点に上り詰めた男がこんなに寂しく死ぬものか。生まれるときと死ぬときは皆ひとり。ゴッドファーザーパート3の最後みたいに、こういうのにぐっときますね。これが第25話。

そして第26話、死んだと思っていた頼朝はまだ完全には死んでいませんでした!ほぼ脳死状態。士気が戻るんじゃないかとかいがいしく世話をする奧さん北条政子がまたいいんですよ。頼朝は悪い人じゃないと思わせると、同時にこの人は頼朝の鎌倉を守る恐いお局になるなと臭わせます。頼朝が死ぬに出家させたほうが成仏できるという京都のなぞの習わしにならって政子が頼朝の髪を切る。そうしたら頼朝がすでに捨てたと言っていた仏様の小さい象が入ってたのにまたぐぐっときました。悪魔のような非道な頼朝ですが、良心の呵責があったのですね。武家の棟梁となるべく必死にもがいていたのかと、だから捨てたと嘘もつく。ついに頼朝が死ぬ。政子のもとで死んだんですね。

頼朝の形見の仏像を政子は頼朝が死んで自分の役目が終わったと鎌倉を去ろうとする義時に渡す。そうきかたかと思いました。このシーンを見ながら、鎌倉を去ろうとする義時をどうやって心変わりさせるのか考えてまして、長くダラダラしたら面白くない。でも正義正論を振りかざすのもつまらない。そうしたらこの頼朝が肌身離さず持っていた仏像を渡すじゃないですか。これはもう三谷幸喜の脚本に完敗。素晴らしいの一言です。

今までの大河ドラマで一番面白かったのが平清盛ですが、この鎌倉殿の13人は同率一位。また最初から見てみたいです。一度本放送見て、また後から数話一緒に見ると本当に面白いです。

第26話の義時(小栗旬)の顔がいい。前と全然違います。本当にここから主役なんだなという感じです。英雄伝には必ずメンター(恩師)がいるんですが、鎌倉殿の13人は頼朝だったみたいです。

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コメント

お久しぶりです。私も鎌倉殿は楽しみに見ています。これからの御家人の争いは目が離せないですね。善児がどう暗躍するのか、気になっています。

まよむらさん、ごぶさたしてます。
これだけいろいろあってようやく本番という凄いドラマです。善児の暗躍、殺し方は見どころですよね。頼家を殺すところも最高でした。頼家の後ろで夫婦が倒れ、おやっと思って振り返る頼家、次に植えるなら…って善児に言われ刺される。夫婦の娘さんはどうなったのか。気になります。

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