NOPE、これぞ古典派SFホラーの面白さ
NOPE(いやいや嘘だろ)というタイトルの映画。良い感じに恐いSFです。宇宙人(生物?)が来ると電化製品が使えなくなる「未知との遭遇」からのお約束はやはり襲撃型宇宙生物の話では良い方向に機能します。宇宙生物の接近を示す影響は古典派ですが、宇宙生物の性質が実に面白い。フォルムも新鮮です。UFOを我々は「船」だと思ってますが、そうじゃない可能性もある。古いけれどもいろいろ新しい。エイリアンじゃなく、もっと動物っぽい。この発想もなかったです。そりゃサターン賞のSF映画賞も取りますよ(DUNE砂の惑星を押しのけての受賞)。キャラクターも面白い。特にアジア系西部劇アミューズメントパークのオーナーがいるといないとでは映画の印象ががらりと変わるはずです。
良いSF映画はたいてい序盤の導入が意外と長くて面白い。NOPEも当てはまります。
アマゾンプライムで見られます。
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