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2025/01/20

ガンダムGQuuuuuuX Beginning 劇場版 ガノタの魂を宇宙世紀に連れ戻す!

どうしたサンライズ。SEEDの劇場版も良かったが、GQuuuuuuXも最高じゃないか!

松竹でなく東宝の配給になったからか、近くのイオンシネマで見られました。

このGQuuuuuuXはまったく情報を入れないで見るのが良いです。そういう演出です。

以下ネタバレです。

宇宙世紀0079…ってガンダム第1話のナレーションから始まります。コロニーが落ちる!でもザクとサラミスのデザインが違う!ここまではエヴァンゲリオンみたいな作画を改めただけなのかと想っていたらですよ。サイド7に連邦軍の「木馬」型戦艦が入港したことから、シャアの部隊がザクで偵察に潜入します。ここまでファーストなんですが、唯一違う点が。シャアのザクが偵察に入ってます。世界線が変わってきましたよ。正確にファーストをなぞることで違いを浮き彫りにする。いいじゃないですか。そしてガンダムを見つけたシャアはアムロよりも先にガンダムに搭乗!なんだとォ!アムロの父親であるティム・レイが「誰だパイロットは?」っていうのも同じ。そして応戦するガンキャノンをビームサーベルで仕留めます。アムロみたいにサイド7に穴は開けない!さらに木馬も艦橋を潰して鹵獲します。これでジオン軍はガンダム系のMS開発に舵を切ります。ジオンがガンダムを開発するという展開を成立させるには必要なIFですね。

しかしソロモンは連邦軍に攻略されますが(ドレンは玉砕)、ジオン軍は量産に成功したビグ・ザムを投入して連邦軍の制宙権の要、ルナツーを落とされます。連邦軍のワッケイン司令はジオン軍からぶんどったソロモン(コンペイトウ)をキシリアが拠点とする月の都市グラナダに落とす作戦を敢行します。まるでアクシズ落とし!それを阻止すべくシャアの木馬はドレンとともにソロモンに殴り込みをかけてソロモンを内部からザクの核融合炉の爆発させて落下軌道を変える作戦を断行。これはもうジオン版星一号作戦ですよ。シャアが搭乗する赤いガンダムにはビットもついてるし、脚もついてる!ソロモン内部への突入に成功します。

しかしシャアはやはりシャア。ザビ家を打倒したい野望を捨てていないわけで、わざと爆発しないように核融合炉が爆発しないよう工作してグラナダにソロモンを落とそうとしたものの、ニュータイプの「ニュータイプ同士が感応し合ったときに見えるまばゆい光の空間」が出現してソロモンの一部が爆発。結果、グラナダは破壊を免れ、連邦政府とジオン公国の休戦協定か結ばれます。シャアはニュータイプの光と共に姿を消しました。

この殴り込みに正史ではザクレロのパイロットだったデミトリー軍曹も映ってました。劇場版では割愛されましたね。劇場版には出てこないシャリアブルがアムロにやられなかったことでシャアと2機編隊を組んで戦います。シャリアブルが消えたガンダムとシャアを追うという形でガンダムGQuuuuuuXの物語を引っ張るようです。

このBeginningは水星の魔女のプロローグと同じで、ガンダムという機体もつ歴史、人の思いを教えてくれます。これはガンダムの物語における価値を高めておくいいやり方です。一年戦争を見せておくことでファーストの世界観の延長線としてGQuuuuuuXがあるということの明示にもなります。サイド6のカムランが登場したもの憎い。

アムロが出てこなかったのですが、このまま登場しないかどうかもわかりません。というのもソロモン落としを失敗させたのは、アクシズショックと同じ系統のものだとしたらアムロが違う世界(ないし世界線)にいると想定されます。

 

2025/01/13

劇映画 孤独のグルメ テレビ版とは違う味わい

テレビ版の孤独のグルメがシンゴジラなら、映画版はゴジラ-1.0

孤独のグルメの美味しく料理をいただくパートと独特な笑いのセンス(特に韓国パート)はそのままに、ちゃんと一本の映画になってます。でもそれでいてスペシャルドラマ版とも違います。

いわゆるドラマパートが深い。最後は深夜食堂くらい深い。

後半に出てくるやさぐれたオダギリジョーが良い仕事してますわ。

松重豊、映画監督としていい作品を作りました。初監督とは思えない編集。
普通、俳優が初めて監督するともっとモッサリした映画になるのですが、流れが良い。

 

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