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2022/07/24

ガンダム Gのレコンギスタの劇場版I~III 新たなるガンダム表現

ククルス・ドアンの島も面白かったです。昔のガンダムを大人でも見れるようにリブートして血がたぎります。高機動ザクかっこいいです。でもですね、 Gのレコンギスタは新しいガンダムを模索しています。ガンダムなのにガンダムじゃない。けど新鮮で面白い。テレビ版も見てますが、うまくまとまってます。あと話がわかりやすいのに深い。Zみたいに3部じゃなく、5部編成は正解だと思います。そして声を大にしていいたい、説教臭くない。

Zガンダムの劇場版はまとまりすぎていて話の展開が上滑りな感じがありましたが、Gのレコンギスタはその辺りがしっかりしてます。登場人物が大河ドラマなみに多いのにちゃんとキャラが立ってます。しかも全部創作キャラですよ。凄いです。富野由悠季が70代で脚本監督(現在80才)ってのがさらに凄い。こんな70代になりたいものです。

話がまとまってるのは、地球の生態系回復(Zガンダムからのテーマですな)のために地球のエネルギーをすべて地球外からのフォトンバッテリーに依存しているという最初の大事なところを端折らなかったからですね。あと過去の軍事関連の超技術が触れてはならないタブーとなっている。しかしタブーを破りたいのも人間の性。そうして軍事強化する国家アメリアが現れる。アメリアはフォトンバッテリーを地球に降ろすキャピタル・タワーと呼ばれる軌道エレベーターをキャピタル・テリトリーから奪取したい。一方、キャピタル・テリトリーは重力エレベーターを守るために軍事を進める。さらにフォトンバッテリーを地球に送っている月の勢力トワサンガは地球侵攻をもくろみ、艦隊を編成している。アメリアとトワサンガは敵対勢力。あとヴィーナスグロウブという金星宙域の人たちもでてきます。こんなにいろんな勢力が出てくると話がどう転ぶかわからない、話をどうにでもなる面白さがあります。戦国時代も群雄割拠の時代で、戦国時代の大河ドラマが多いのに通じるものがあります。

Gセルフに目が入ってるのがテレビ版と違うと監督が言ってましたが、それは本当で確かに違います。ガンダムに表情があるようで面白い。ガンダムはロボット兵器ぽいですが、Gセルフは人間キャラぽい。それがしっくりいきます。1980年代から2020年代のマンマシンインターフェースの違いなんでしょうか。今はメカじゃなく人っぽいインターフェイスが好まれているような気がします。監督は時代の流れを感じられる人なんですかね。そういえば1980年代のダンバインは最近流行りの転生ものの走りじゃないでしょうか。ダンバインは最近見直しましたが、やっぱり面白い。


2022/06/06

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島が黒歴史から劇場版へ昇華。これは成仏と言っても過言ではない。

スターウォーズのストームトルーパーみたいなザクがでてきたり、ガンダムのリアルロボットな世界観をぶち壊し、劇場版ではまったく触れられていない第15話ククルス・ドアンの島。テレビ版のド直球な戦争反対の切り口が苦手で、面白いとは思いませんでした。それを認めたら戦争ロボットアニメ全否定です。ですが劇場版はかなり面白い仕上がりになってました。安彦良和だから描けたガンダムと言えるかも。大きな戦争の流れにククルス・ドアンの島を組み込めてます。

以下、ネタバレありです。

観ながら思った感想は、

未来少年コナンの再来。

ククルス・ドアンの島で農業を始めるところとか、最後に世界を滅ぼす兵器が出てくるあたり、これは未来少年コナンです。清々しいと宣伝してましたが、ククルス・ドアンの島の子供たちはコナンの逞しさがあるんです。オリジナルのストーリーだと子供たち悲惨な避難民みたいな感じですが、ドアンを中心に荒れ野の中で新しい生活を築こうとしている。戦争中ですが、戦後復興をしている。だから話が悲惨じゃない。


それは当然ながら、ドアンはヒートホーク一本でジムやら高機動ザクやらバタバタと倒しまくる無双の強さで守られているからです。モビルスーツの動きは実によいです。途中のガンダムとシャアザクは手書きですが、あとはCG。CGの技術がグイグイ上がってます。ドムのように地上を滑走する高機動ザク最高です!カイとハヤトが登場するガンキャノンにはガンダムみたいに顎がついてます!オリジンのルウム戦から続くリアルな軍事描写が安彦ガンダムにははまってます。ガンペリーにB29みたいな砲座がついているのも良いです。

ガンダムがザクをバルカンで撃ったら映像として映えます。アムロがバルカン砲を牽制射として敵モビルスーツの動きを封じるのが大好物です。モビルスーツ戦が良いので5億円くらい興行収入増には寄与していると思います。

ククルス・ドアンの島は「子どもを守る」というのが大きなテーマとしてあるように思います。ドアンが残置諜者(太平洋戦争でいえば小野田少尉)でありながら、戦災孤児を守り、実はジオンの核による大都市への同時核攻撃を阻止しようとしていた(負けそうになったらは核ってジオンの発想はプーチンみたい)。これはオリジナルのテレビ版と同じ方向性だと思います。ただこの劇場版ではアムロも実は同じように子どもを守ろうとしていたんだと気づかされました。アムロを見捨ててベルファストに向かうという命令をホワイトベースが受けますが、カツ、レツ、キッカが猛反対してトイレに篭城、命令違反でカイやハヤトたちがアムロ救出作戦に向かうときに一緒にガンペリーに乗っていく。ホワイトべースは戦闘艦だけど、子供がいる家族なんだなと改めて気づかされました。これはめりぐりあい宇宙の最後の最後の感動のシーンにまでつながります。ドアンもアムロも所属は違えど立ち位置は一緒。こういう人間の書き方も未来少年コナンぽいです。それがククルス・ドアンの島には合ってます。これは観て良かったと思です。

ガンダムは苦い珈琲みたいなサンダーボルトから、少年が戦士になるオリジナルガンダムみたいなもの、そしてこのククルス・ドアンの島。懐の深さが凄い。オリジナル三部作の隙間を描いたククルス・ドアンの島ですが、他のエピソードも続けるといいと思います。

 

2019/06/02

機動戦士ガンダムNT 絵はちょっと雑ですがいいじゃないですか

機動戦士ガンダムUCがザビ家の威光と十字架でがんじがらめになっているミネバを白いユニコーン(一角馬)を駆るバナージが助ける話でしたが、機動戦士ガンダムNTはニュータイプ研に入れられて引き裂かれた3人の子供がユニコーンガンダム3号機を介して再会を目指す話です。フォウ・ムラサメといい、マリーダといい、ニュータイプ研究は不幸な離別と魂の邂逅という話にもってこいの舞台装置です。ゼータガンダムでこの設定をよく思い就いたものです。スターウォーズには強化ジェダイとか出て来ません。


実は一年戦争から話が始まり、UCの話の先まで描き、最後は地球とコロニーを巨大な核融合爆発から救うという、尺は短いのに実はUCよりもスケールが大きいです。けどUCの方が見た感じは壮大です。

ニュータイプ研に入れられた3人の子供の視点から描いたガンダムというのが実に面白いです。外伝的な扱いなんでしょうが、UCの後も描いていています。(UCでそこまで描くと長くなりすぎます)。

中盤、セコンド・ネオジオングがシナンジュでなく、ガンダムナラティブと合体します!これがやりたかったのか!

このNTのおかげでZガンダムのニュータイプのサイキック能力が納得できました。Zガンダムを見てからもう30年以上経って!あれはダンバインに出てくるオーラ力なんだと。バイストンウェルは魂の世界で、そこにはオーラ力という生命力で動く兵器が開発され、オーラ力が暴走すると巨大化する。ニュータイプも時間の流れを超越した高次元に住まう死者の魂と交信ができる。未来が見える高次元の精神体はヤマト2202のテレサと同じなのですね。

よくガンダムはリアルロボットだと言われますが、それだけでは今の世の中に訴えるには厳しいでしょう。層が限られます。それよりもリアルなテイストでニュータイプを掘り下げる方が訴求力があるでしょう。ガンダムのプラモが時代とともに変わるように話のテーマも変わるのでしょう。


強化人間は冥界の禁忌に触れているるわけで、禁忌の力を利用するサイコフレームを使ったネオジオングは人の手からあるべき所に戻さないといけないロード・オブ・ザ・リングスの指輪ですね。

サイコフレームを使って救えなかった仲間を救おうとするのもまた禁忌。悪い女かと思った前髪パッツンのミシェルに泣けます。





2018/05/06

全ガンダム大投票 40th ハマーン様が降臨!俗物と罵る!

朝はORIGIN VI、夜は全ガンダム大投票を4時間しっかり見てしまった。

5月5日は完全にガンダムデーでした。

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2018/05/05

機動戦士ガンダム ORIGIN 第6話 「誕生 赤い彗星」 最初の艦隊戦が凄い

こどもの日にガンダムの最新作が見られるとは、ジオン公国臣民として最大の僥倖。

安彦良和の漫画が動いてるよう。絵が凄い。

最初の艦隊戦はほんとに面白い。
刮目せよ、無敵のザク。これぞジオン脅威のメカニズム。

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2017/12/08

機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER 戦争が終わっても怨嗟の連鎖は終わらない

もともとシーズン2の4本だった話を一本の映画にまとめた本作。

ご褒美の戦闘シーンが多いのに、ストーリーもいい。

一年戦争が終わっても傷は癒えない。

連邦が存在するかぎり、俺の復讐は終わらないというゴック乗りのフィリップ・カウフマンの一言につきます。

JAZZ最高。特攻するコムサイを迎撃するアトラスの初登場シーンは痺れます。

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2017/09/02

機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 宇宙が赤く染まる

今回はシャア・セイラ編から続くルウム会戦が火蓋を切るまでの話。

ガンダムはここまで深かったか。

今までの話で構築されたキャラクターの一挙手一投足が沁みます。

以後、ネタバレありです。

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2017/07/15

機動戦士ガンダム サンダーボルト 第8話 GMとアッガイが主人公メカのガンダム

外伝というスタンスを利用したGMとアッガイが大活躍するガンダム。渋いです。

イオのGMとダリルのアッガイ小隊は戦い方(の見せ方)も違います。アクションを全面に出してうまいこと原作を圧縮しています。

坊主ども宗教の勧誘はお断りだ!

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2017/06/02

機動戦士ガンダム サンダーボルト 第7話 参上!アッガイカスタム6人衆

マンボ風の串本節がいいですね。これをアッガイ隊の戦闘シーンの使うセンス。素晴らしい。

日本語の歌になったのは話がアジアになったから?

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2017/04/29

機動戦士ガンダム サンダーボルト シーズン2 第2話(通算6話) アトラスガンダムVSグラブロ 南極海の戦い

アトラスガンダムVSグラブロがファーストのガンダム対グラブロの戦いの再現。

漫画版は時間軸をさかのぼったりしてましたが、アニメ版は普通の流れに直してます。尺も短いし。

ゴックとズゴックもグラブロもカッコ良くなってます。

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